YOSHIKIが1.1億円などを求める名誉毀損裁判の第5回口頭弁論 原告から証拠書類が提出

X JAPANのリーダー・YOSHIKI氏が所属する音楽事務所・ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)が21日、週刊誌「女性セブン」を発行する小学館に1億1,000万円の損害賠償と記事削除などを求めた裁判の第5回口頭弁論が東京地裁(11時~ 705号法廷)で行われました。
報酬の支払いに関する証拠書類が原告側から提出され、次回は進行協議へ
第1回口頭弁論において全面的に争う姿勢を示していた被告の小学館側ですが、2024年4月12日の第2回口頭弁論では、取材源の兼ね合いから現状出せる証拠がないとの答弁で具体的な反論はなし。同年7月12日の第3回口頭弁論においても、取材源が求められる内容で、12月23日の第4回口頭弁論では、被告側が提出した関係者3名の陳述書を元に議論が進行するも2025年に持ち越されていました。
原告側の説明によると、週刊誌『女性セブン』及びウェブサイト『NEWSポストセブン』において、X Japanの各メンバーへの報酬の未払いや、X JapanメンバーであるHEATH氏の急死において、葬儀が終わるまで公表を控えてほしいというご遺族の意向を知った上でその内容を記事にしたことなど、計7本でYOSHIKI氏への名誉毀損があったとしています。
第5回口頭弁論では、原告側が報酬の支払い状況に関する証拠書類を提出し、被告側が記者2名に関する陳述書を提出しました。証拠書類の内容には機密度の高い情報が含まれていて閲覧制限があることから、進行協議を次回行うこととなりました。
次回は、5月9日(金)11時〜進行協議が行われ、その結果を持って再度進行協議が行われた後、7月11日(金)13時30分〜東京地方裁判所705号法廷にて第6回口頭弁論が行われます。
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