ソフトバンク・柳田悠岐外野手が負傷交代 フェンスに後頭部を強打

プロ野球・ソフトバンクの柳田悠岐外野手(33)が、楽天戦にて負傷交代をしました。楽天の渡辺佳明外野手(25)の打球を右翼フェンス手前で捕球しようとしたところ、フェンスに後頭部を強打。

しばらくして起き上がった柳田悠岐外野手は担架に乗らず、トレーナーに付き添われながら自らの足でベンチに戻りました。ソフトバンク・藤本監督はすぐに交代を告げ、野村勇選手が三塁に入り、三塁の周東佑京選手が右翼に移動しました。

仙台市内の病院で検査したところ、脳しんとうの心配はなく、鞭打ちのような症状だと診断を受けたとされます。その後、藤本博史監督は「ちょっと明日(の試合)は無理かもしれない」と語りました。

ソフトバンク・柳田悠岐選手について

後頭部を強打というアクシデントに見舞われた柳田悠岐選手は、過去どのような活躍をしてきたのでしょうか?柳田悠岐選手は、広島県広島市安佐南区出身のプロ野球選手です。

広島商高、広島経済大を卒業し、2010年ドラフト2位にてソフトバンクへ入団。3年目の13年には、すでに外野のレギュラーを獲得しており、その後の14年には全144試合に出場するなど、チームの主力選手として活躍しています。また、先輩の小久保選手の背番号「9」を譲り受け、首位打者・MVPにも輝きました。

昨季は両足のコンディション不良によって調整が遅れましたが、開幕後は持ち前の打力を発揮し、チームトップの28本塁打を記録。2年連続のベストナインに見事輝きました。

野球は怪我が多いスポーツ

野球は他のスポーツに比べて怪我が多いスポーツだとされています。プロ選手に限った話ではなく、学生野球や草野球でも十分に起こりえます。

野球で起こりやすい怪我の種類としては、さまざまな肩関節障害の総称である「野球肩」、部分的な微細損傷や炎症で痛みが出る「野球肘」、肩の引っ掛かり症状の総称である「インピンジメント症候群」などが挙げられます。

その他、腰部捻挫、腱板損傷(けんばんそんしょう)、打撲などがよく見られるため、日頃から怪我の予防・注意が欠かせません。また、一度大怪我をしてしまうと、今後の選手生命に大きな影響を与えてしまいます。

今回、楽天戦にて起きた負傷事故については、鞭打ちのような比較的軽めの症状だったとはいえ、完全に回復するまでには時間がかかります。「早く復帰してほしい」「柳田悠岐選手を待ってる」など、ソフトバンク・柳田悠岐選手の復帰を望む声が各所からあがっています。

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