大谷翔平がドジャースと10年総額1,014億円で契約 北米プロスポーツ史上最高額
大谷翔平選手は9日(日本時間で10日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった後、ロサンゼルス・ドジャースとの間で契約を結んだことを発表しました。
この契約は10年総額7億ドル(約1,014億円)にのぼり、メジャー史上、そして北米プロスポーツ全体で最高額となります。大谷翔平選手自身がInstagramで発表し、代理人であるネズ・バレロ氏も同様の発表を行いました。
大谷翔平選手のFA争奪戦が盛り上がっていましたが、結果として花巻東高校時代から縁のあるドジャースに加入することになりました。このチームは、2013年から11年連続でポストシーズンに進出している強豪です。ドジャースへの日本選手加入は、大谷翔平選手で10人目となります。
9月に右肘の手術を受けた大谷翔平選手は、来季は打者としての活躍に専念し、二刀流復活は2025年以降と見込まれています。ロサンゼルスでの新たな舞台に立ち、彼がチームにどのような影響を与えるのか、そしてワールドシリーズ制覇への期待が高まっています。
ネット上では、「世界最高の野球選手が最高のチームに決まりました」「すごい金額にもびっくりしたけど、大谷がワールドチャンピオンを目指せる球団でプレーするというのが嬉しいね」「ようやくMLB今オフの目玉契約がまとまった」と称賛されています。
韓国の中央日報「『過去最も高い野球選手』になった」
韓国の中央日報は、大谷翔平選手がドジャースと北米プロスポーツ史上最高額となる7億ドルで契約を結んだことについて、「『過去最も高い野球選手』になった」と報じました。また、同紙は「投打二刀流の『スーパースター』大谷翔平(29)が北米プロスポーツ史上最高額となる7億ドルでLAドジャース入りを確定した」と伝えています。
さらに、米メディアが「MLB史上初めて5億ドルの壁を越える」と報道していたことを記した上で、「実際の契約規模はその予想を上回る7億ドルの『ジャックポット』だった」と報じました。
NFLのパトリック・マホームズ選手、チームメートだったマイク・トラウト選手、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手の契約と比較しても、大谷翔平選手の契約はそれらを大きく上回ることが強調されました。中央日報は最後、「『過去最も高い野球選手』になった」との見出しで締めくくりました。