ジャニーズ性加害問題について国連部会メンバーが会見 「深く憂慮すべき事態」

国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が、ジャニーズ事務所の前社長であるジャニー喜多川氏による性加害問題について、実態調査のため来日しました。7月24日から8月4日までの間に調査が行われ、被害者計7人に対する聞き取り調査も実施されました。

作業部会のメンバーは4日に東京都内で記者会見を開き、「ジャニーズ事務所所属のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれたという、深く憂慮すべき事態が明らかになった」と述べ、被害を訴える元ジュニアメンバーら、事務所代表と面談をしたと報告。

また、「政府が主な義務を負う主体として、被害者の実効的救済を確保する必要性がある」との旨を明らかにしました。調査の成果は来年6月、報告書として国連人権理事会に提出する予定です。

今回の調査により、今後の対応として政府の役割が一層重要になることが示唆されました。ネット上では、「あまりに恥ずかしい時間だった」「この国連の会見を地上波のテレビ局は放送するのかな?」などの意見があがっています。

「サンデーLIVE!!」がジャニーズ問題をスルーして炎上

東山紀之(56)がメインキャスターを務める情報・報道番組「サンデーLIVE!!」の6日放送で、ジャニーズ性加害問題のニュースを取り上げなかったことで、ネットを中心に批判が集まっています。

国連人権理事会は4日にジャニーズ性加害問題について、「同社のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという、深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」と指摘。一大ニュースになったのにも関わらず、2時間40分に及ぶ「サンデーLIVE!!」では一切取り上げませんでした。

広告代理店関係者は「ジャニーズに忖度していると言われても仕方がありません」とコメントしています。一方で、KAT-TUNの中丸雄一氏は、自身の情報番組で会見を取り上げ、「ジャニーズ事務所が設置した外部の調査チームがありますけども、これ実質第三者委員会とはいえ100%透明性があるのかって」と疑問視し、「その部分を今回国連が入ることで補完されたらいいなという期待はありますね」と述べました。

中丸雄一氏はさらに、「外部の専門者チームのまとめが今月末に出るのを踏まえ、来月あたりにジャニーズ事務所の会見があるのかなと勝手に思ってますね」と語っています。テレビ局関係者によれば、中丸雄一氏は性加害問題が持ち上がった際、第三者委員会の設置を事務所側に提案していたとのことです。

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