日産がテスラの充電規格を採用 日本初の試みとしてテスラ社と合意

日産自動車は2025年以降に北米充電規格(NACS)を採用することで、テスラ社と合意したと発表しました。これにより、日本の自動車メーカーとしては初となるNACSの対応を実現します。

2024年から販売開始の「アリア」には、NACS充電アダプターを搭載予定です。これまで急速充電にCCS1規格を使用していたアリアが、新たにNACSのプラグとも互換性を持つこととなります。

また、2025年からは米国・カナダ市場向けの日産のEVに、NACS用充電ポートを標準搭載します。それに伴い、テスラの急速充電ネットワーク(スーパーチャージャー)の利用も可能となる見通しです。

日産自動車のこの決定は、米国でのEV販売比率を2030年までに40%以上にするという長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」における取組内容の一環です。電動モビリティの普及という日産のコミットメントを具現化するものとなっています。

ネット上では、「今更使い勝手の悪いCCS1を採用するのは無意味」「北米はNACSに統一する動きで日産はそれに乗っかっただけでしょ」「チャデモ作った日産が真っ先に動くのが面白い」など、さまざまな意見が寄せられています。

日産自動車が今後採用するNACSの特徴

2022年11月、「テスラスーパーチャージャー」と呼ばれるTPC(Tesla Proprietary Connector)を進化させ、新たな充電規格としてNACS(North American Charging Standard)をテスラの公式サイトで公開しました。

NACSの特徴は、充電コネクタのサイズがCSS規格のものと比べて半分でありながら、パワーは2倍近くあるところです。他の自動車メーカーや充電ネットワーク事業者にとって、新たな可能性を示すものとして注目されています。

NACSの導入は容易であり、用途や通信プロトコルに制約されることなく、純粋な電気的および機械的インターフェースで導入できるとのことです。2023年6月には、北米の非営利団体SAE Internationalが、テスラのNACSを米国の標準規格にすると発表しました。

そして「2025年からすべてのEVをNACSに対応させる」としています。日産自動車がNACSの採用を決めたことは、自動車の利便性や環境保護の観点から、革新的な動きになると言えるでしょう。

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