警視庁が「つばさの党」陣営の3人を逮捕 公職選挙法違反の疑い

衆議院東京15区の補欠選挙で「つばさの党」陣営が他陣営の演説を妨害したとして、警視庁は3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、「つばさの党」幹事長の根本良輔氏(29)、代表の黒川敦彦氏(45)、運動員の杉田勇人氏(39)の3人です。

警視庁の発表によると、4月16日にJR亀戸駅前で、乙武洋匡氏と小池百合子東京都知事らが演説している際、電話ボックスの上に座り拡声機で叫んだり、車のクラクションを鳴らしたりして、演説を妨害した疑いが持たれています。

警視庁は5月13日に、「つばさの党」の事務所や容疑者の自宅を捜索し、他陣営からの被害届を受理しました。また、根本良輔氏らは他の陣営の選挙カーを追い回すなどの妨害行為も繰り返していたとされています。警視庁は「特別捜査本部」を設置し、全容解明を進めています。

警視庁は容疑者の認否を明らかにしていませんが、黒川敦彦氏は捜索時に「我々の行動が選挙妨害になった判例および法的事実はないので、表現の自由の中で適法なことをやっていると理解している」と反論していました。

一方で、林芳正官房長官は閣議後の記者会見で、選挙運動の公正さについて強調しました。「選挙は国民が主権者として政治に参加する最も重要かつ基本的な機会で、公正に行われるためには選挙運動は自由に行われなければならない」と発言し、その上で「妨害することはあってはならず、候補者や選挙運動関係者はルールを順守し、公正・適切に選挙運動を展開する必要がある」とコメントしています。

乙武洋匡氏、4月28日の投開票で落選 「後悔はない」

東京都知事の小池百合子氏が支援した乙武洋匡氏(48)は、4月28日に投開票された衆院東京15区補選で落選しました。乙武洋匡氏は最終的に1万9,655票を獲得し、当選した酒井菜摘氏(37)に約3万票の差をつけられて5位に終わりました。

この結果、小池百合子氏にとっては21日に投開票された目黒区長選に続き、支援した候補が敗れる形となりました。乙武洋匡氏は​​28日夜、事務所で「このような結果になり、責任を感じている。申し訳ない」と述べ、国民民主党幹部や都民ファーストの会の都議らに謝罪しています。

選挙期間中、小池百合子氏の姿は事務所には見られませんでしたが、乙武洋匡氏は無所属で戦ったことについて「後悔はない」と述べました。ネット上では、「政治家には少なくとも身の回りの清潔感が必要なんだと思います」「とんでもない不倫してた人が何言っても響かない」などの意見が寄せられています。

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