俳優の佐藤二朗が悔しい思いをツイート 「ファックユーくらいのことは言っておきたい」

俳優や脚本家、映画監督として活躍する佐藤二朗氏(53)は2月3日、自身が手掛けた映画「はるヲうるひと」が国内の映画祭で完無視されたとして、自身のTwitterで悔しい思いを記しました。

「はるヲうるひと」は、売春宿が点在する島を舞台に、行き場のない思いを抱える男女の姿を描いた作品です。原作・脚本・監督を佐藤二朗氏が務めており、そのほか山田孝之氏と仲里依紗氏が主演を務めています。

2020年に韓国で行われた「第2回江陵国際映画祭」では、最優秀脚本賞を受賞。日本では2021年に公開され、舞台挨拶では山田孝之氏が「なんとか日本アカデミー(賞)に呼ばれないかな」と発言していました。

しかし、国内の映画祭では賞を受賞することはありませんでした。それに対し、「映画『はるヲうるひと』は、イギリスで邦画を配給するある会社が、その年の175本の邦画のうち、1位にしていた。韓国の映画祭では最優秀脚本賞も頂いた。日本の映画祭ではオール完無視。いや、もちろん。僕たちは賞なんかのためにやってない。ただ、ファックユーくらいのことは言っておきたい。」と発言。

さらに続けて、「言うまでもなく、悔しさと、負け惜しみだ。上記ツイートを見た妻から烈火の如く怒られたからではない。本当に、単なる、負け惜しみだ。」と自身の悔しい思いを伝えています。

佐藤二朗のツイートにはユーモアが溢れている

今回、強い口調で自身の悔しさを伝えた佐藤二朗氏ですが、普段のツイートからもユーモアを感じ取れます。

「そうだ。オナラしよう。」というツイートには、2月7日時点で1.7万件以上の「いいね」が。「今はやることがあるからダメと言ってるのに、『お父さん、ユニクロに行くために、車を出すのいつ?今でしょ。今でしょ』と水を得た魚のように、めっちゃ嬉しそうに連呼する妻よ。正直言おう。それ、わりと古い。」のツイートには、1.5万件以上の「いいね」が付いています。

今回の悔しい思いを伝えるツイートに対しても、2月7日時点で1.2万件の「いいね」、800件以上の「リツイート」が付きました。ファンからは、「観ましたよ!とっても心にくる映画でした」「何とも味のある作品だと思いました」「内容が驚きでずっとしんどくて、でもみんなのこともっともっと知りたくなる素敵な映画でした」などの温かいコメントが寄せられています。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のおすすめ記事

  1. 「子どもの適切な睡眠時間とは?とくに幼稚園児について」ライター:秋谷進(東京西徳洲会病院小児医療センター)
    睡眠はとても重要です。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本は先進国の中で、睡眠時間が最も…
  2. 2024年1月、日本の主要な電力会社5社の電気料金が値上がりすることが予想されています。この電気料金…
  3. イスラエルとイスラム組織ハマスは、ガザ地区での戦闘休止期間を11月30日に1日延長することで合意しま…

過去よく見られている記事

  1. 新宿矯正展

    2023-8-30

    新宿矯正展とは?刑務所で作られた製品が多数販売!主催の府中刑務所についても紹介

    2023年8月3日(木)〜9日(水)にかけて、およそ3年ぶりに新宿矯正展が開催されました。現地の様子…
  2. 青森刑務所内で開催された受刑者向け慰問活動『えんぶり』と観覧する受刑者たち

    2023-8-28

    青森刑務所内で4年ぶりに受刑者向け慰問活動『えんぶり』が開催

    2023年7月26日(水)青森刑務所内の講堂にて行われた八戸朳(えんぶり)研賛会による『えんぶり』と…
  3. 青森矯正展(主催:青森刑務所・青森少年鑑別所/共催:公共財団法人 矯正協会の刑務作業協力事業部)の入口

    2023-8-27

    受刑者の日常が丸ごとわかる「青森矯正展」とは?刑務所のカレー・務所飯(むしょめし)も体験

    『青森矯正展』は年に一度、7月の第2日曜日に開催されるイベントです。青森刑務所と、青森少年鑑別所が主…

【結果】コンテスト

東京報道新聞第3回ライティングコンテスト (結果発表)

インタビュー

  1. 柳沢有紀夫氏|海外書き人クラブのお世話係
    『海外書き人クラブ』という世界各国で活躍する日本人ライター集団のお世話係として活動する柳沢有紀夫氏。…
  2. 演歌歌手・琴けい子
    演歌歌手生活40年を越えた琴けい子氏が、デビュー当時から精力的に行っているのが全国の刑務所を巡るボラ…
  3. 寺田真理子
    メンタルヘルスの問題に悩む人は多い。一見すると万事順調に見える人がうつ病を経験していることも珍しくな…
ページ上部へ戻る