イーロン・マスクがTwitter「認証済みバッジ」の有料化を発表 価格は月額8ドル
- 2022/11/2
- ビジネス
- X(旧Twitter), イーロン・マスク, 有料化
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1日、米Twitterの最高経営責任者に就任したイーロン・マスクは、アカウントが本物であることを示す「認証済みバッジ」を有料化すると発表しました。同社のサブスクリプションサービス「ブルー」の特典を含め、価格は月額8ドル(約1,185円)にするとのことです。
そもそもTwitterの認証済みバッジとは、登録してあるアカウントが本物であることをユーザーに知らせるためのものです。以前までは、青色のバッジを取得するには、アカウントが本物であること、そして著名で、なおかつアクティブである必要がありました。
イーロン・マスクは自身のTwitterアカウントにて、「Twitterの認証済みバッジはでたらめ」と発言し、バッジの有料化を進めました。
当初、有料化の価格は月額20ドルを予定していましたが、著名人から「20ドルは高すぎるのでは?」「9ドルでどうだろうか?」などの意見が寄せられ、ユーザーの意見を取り入れた形で値下げを図ったと噂されています。
Twitterのサブスクリプションサービス「ブルー」とは?
2021年6月、Twitter初のサブスクリプションサービス「ブルー」の提供が開始されました。価格は米国での月額4.99ドルをベースとし、地域ごとに価格が変動するとのことです。
ブルーの主な機能としては、ツイート取り消しボタンの実装、ツイートのフォルダ分けや分類・管理、リーダーモード、背景のカラーテーマ変更などが挙げられます。これらの機能に加え、Twitterブルーメンバー専用の顧客サポートも受けられます。
そのほか、ブルーの利用者は返信や検索などで優先され、より長時間の動画や音声の投稿が可能に。さらに、広告の表示数も半分になるとのことです。その上「われわれと協力する意志のある出版社」からの有料記事を、無料で読むことができるようになります。
Twitterを日常的に利用する、法人アカウントで管理を徹底したい、といった方にブルーの利用が推奨されます。
認証済みバッジの有料化に対するユーザーの反応
認証済みバッジの有料化が発表されたことに対し、Twitterのユーザーは以下のような反応を示しています。
- 良い変更だと思う
- これでやっとTwitterを辞められる
- 有料にするのは納得できない
バッジの有料化に対しては賛否両論、さまざまな意見が寄せられています。今回、イーロン・マスクからは発表があっただけなので、有料化の本実装に注目したいところです。